Netflix『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』レビュー

「Tinder詐欺師」や「令嬢アンナの真実」といった話題のドキュメンタリーを次々に配信しているNetflix。そのNetflixで3月30日(水)から独占配信中のドキュメンタリー映画『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』、みなさんはもうご覧になりましたか?

今回は、Netflix オリジナル映画『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』のレビューをしていきたいと思います。

『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』について

『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』の舞台は、設立者が亡くなったために資金が取り出せなくった仮想通貨取引所。いったい何が起きたのか、その背景を探るドキュメンタリーです。作品内で語られる内容は、全て実話となっています。

作品情報

  • 監督:ルーク・シーウェル
  • ジャンル:ドキュメンタリークライム
  • 製作国:イギリス
  • 上映時間:90分

あらすじ

人々が妄執する仮想通貨の世界におけるたった一つの掟、それは『トラスト・ノー・ワン (誰も信じるな)』ということ。2018年12月9日、カナダ最大の仮想通貨取引所「クアドリガCX」のCEO ジェラルド・コッテンが謎の死を遂げ、2億5,000万ドルに上る顧客の資産を引き出すパスワードを知る唯一の人物がこの世から去る・・・。愕然とした投資家の一部は、この発表を受け入れることができず、ジェリーの「死」は集めた金を持ち逃げするための偽装であると考えた。彼らはクアドリガの中枢部の謎を暴き、ジェリーを見つけ出して、資産を取り戻すことができるのか。

『トラスト・ノー・ワン 消えた巨額仮想通貨を追え!』のレビュー

筆者は話題の仮想通貨の勉強に!と思って、本作品を視聴したのですが・・・。まず、お伝えしたいのは「投資は恐ろしい」ということ。もちろん、Xm tradingなどを利用する投資家の方々はリスクを承知の上でされているのでしょうが、ビビりの私にはやはり向いていないなと思わされる作品でした。

作品としては、事件そのものが陰謀や偶然などが絡まり合って非常に面白いです。真実を暴こうとネット上で被害者たちがコミュニティーを作って、仮説を立てながら色々と捜査していくのですが、結局行きつくのはタイトル通り「誰も信じるな」ということ。Netflixのドキュメンタリーシリーズは、本当に面白いものが揃っているなと改めて感じました。

最後に

ビットコイン消失事件やコインチェック事件など、日本でも広くニュースになるものもありますが、今回のクアドリガCXの事件については初めて知りました。まもなくゴールデンウイークとなりますが、今年もNetflixで知見を広げる日々となりそうです(笑)