アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」で活躍している八村塁選手。東京オリンピックでは日本代表で活躍、2023年のワールドカップでも活躍が期待されていますよ。
今回は八村塁選手の経歴やプロフィール、八村塁 身長について紹介しますよ。
八村塁のプロフィール
- 名前:八村塁(はちむらるい)
- 生年月日:1998年2月8日
- 年齢:25歳(2023年3月現在)
- 出身地:富山県富山市
- 出身高校:明成高等学校
- 出身大学:ゴンザガ大学
幼少期は野球少年で、イチローに憧れていたという八村塁選手。陸上の100m走で全国大会に出場した経歴もあったとか。バスケットボールを始めたのは、意外にも中学からだそうです。
ベトナム人の父親、日本人の母親を持つハーフであり、幼少期には黒人のハーフということで差別を感じることも多かったそうです。渡米後は反対に日本人として扱われ、困惑することもあったのだとか。
出身地である富山は八村塁選手が大切に思っている場所。情熱大陸に出演した際、「好きな街は?」という質問に「富山」と即答されています。
八村塁 身長は?
八村塁選手の身長は、現在は208㎝とされています。実に2メートルを超える数値、流石一流バスケットボール選手です。
大学一年生の時の計測では203㎝、大学三年生の時で206㎝であり、二十歳を超えてなお身長が伸び続けているのですね。
八村塁の経歴
高校時代、明成の大会優勝に貢献
明成高等学校に入学した八村塁選手。一年生の時から大会などの試合に出場、全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では一年、二年の時に優勝を果たしており二大会連続でベスト5にも選出されました。
2015年のインターハイ、ウインターカップなどでも明成は八村塁選手の活躍もあり優勝、当時から規格外のプレーを見せていました。
U-17世界選手権でも活躍
高校二年生の時にU-17世界選手権に出場した八村塁選手。チームは16位中14位という成績に終わりましたが、八村塁選手は1試合平均22.6得点、なんと大会得点王に輝きましたよ。
世界選手権での活躍をもって、八村塁選手は「ジョーダン・ブランド・クラシック」に日本人として初めて選出、世界選抜チームの一員として出場しました。高校生時代から八村塁選手の名前は世界に知られていたのですね。
大学時代、アメリカに留学
高校卒業後、八村塁選手はアメリカ、ワシントン州のゴンザガ大学に進学しました。大学のバスケットボールシーンでは2016年11月5日に初出場、所属したチームがWCCカンファレンスで優勝したことからNSAAトーナメントの試合にも出場しました。
NBAドラフト一巡目指名の快挙
2019年4月、八村塁選手はNBAドラフトにエントリーを表明。同年6月にワシントン・ウィザーズから一巡目9位指名を受けて日本人NBAプレイヤーとなりました。日本人選手がNBAのドラフトで指名を受けるのは1981年に指名された岡山恭崇選手以来で、一巡目指名は初の快挙でした。
2019ー2020シーズン、NBAオールルーキーセカンドチームに選出
NBA選手としての一年目、八村塁選手は開幕戦からスターターとして出場、14得点に10リバウンドを挙げるデビューとなりました。メンフィス・グリズリーズとの試合では渡邊雄太選手と競演、史上初めてNBAで日本人選手2名が同時出場しましたよ。
オールスターウィークエンドのライジング・スターズ・チャレンジにも日本人として初めて選出されるなど活躍した八村塁選手、デビューシーズンは72試合中48試合、1試合平均30.1分に出場し1試合平均13.4得点、6.1リバウンドと充実のシーズンを送りました。
シーズン終了後にはNBAオールルーキーセカンドチームに選出、日本出身選手で初めてNBAの賞を獲得しました。
2020-2021シーズン、日本人で初めてNBAプレーオフに出場
デビュー二年目、八村塁選手はアジア出身選手として三人目のNBA通算1000得点を達成。一試合で四本のスリーポイントシュート、一試合での40分出場に30得点などを記録し、同シーズンでは57試合に出場しました。出場した試合は全てスターターでの出場で、1試合平均31.5分出場、13.8得点、5.5リバウンドを記録していますよ。
チームはイースタン8位からプレーイントーナメント二戦目を勝利しプレーオフに出場、八村塁選手もプレーオフ1回戦に出場しましたが、日本人のNBAプレーオフ出場も初のことでした。
2021-2022シーズン、スリーポイント成功率44.7%を記録
デビュー三年目の八村塁選手は調整が遅れ開幕に間に合わず、シーズン序盤は下部組織に合流しGリーグチームの練習に参加。オミクロン株の感染拡大の影響などもあり、シーズン初出場は2022年1月9日まで遅れました。
結果一年間での出場試合数は42でスターター出場は13試合、一試合辺りの出場時間は22.5分と少なくなりました。しかしスリーポイントシュートの成功率は44.7%、これは八村塁選手のキャリアハイとなっていますよ。
2022-2023シーズン、ロサンゼルス・レイカーズに移籍
デビュー四年目のシーズン途中、2023年1月23日に八村塁選手はトレード移籍することに。以降ロサンゼルス・レイカーズでプレーしていますよ。移籍前は背番号8番だった八村塁選手ですが、レイカーズでは8番は永久欠番となっていたため、誕生日(2月8日)にちなんだ28番をつけることとなりました。
日本代表の経歴
アジアU-16選手権やU-17世界選手権など、高校生時代から代表歴は豊富だった八村塁選手。2015年には日本代表トップチームの候補として、当時の高校生で唯一選ばれています。
2018年の韓国との強化試合で日本代表デビューを果たした八村塁選手は、FIBAワールドカップ中国大会の予選から本戦、2021年の東京オリンピックなどでも日本代表として活躍していますよ。
最後に
今回は八村塁選手の経歴やプロフィール、八村塁 身長について紹介しました。
バスケットボールのワールドカップは2023年8月末に開幕予定です。八村塁選手の活躍が今から楽しみですよね!