『君の名は。』や『天気の子』で大ヒットを記録した、新海誠監督の長編アニメ最新作『すずめの戸締り』が11月11日（金）に公開されます。
新海誠監督の最新作『すずめの戸締り』は、日本各地の廃墟を舞台に、災の元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語です。2022年7月15日には予告動画が公開され、国内外でますます注目が集まっています。今回は、映画の気になる主題歌や声優についてご紹介していきます！
『すずめの戸締り』あらすじ
九州の静かな町で暮らす17歳の少女、鈴芽（すずめ）は、あるとき「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会います。彼の後ろを追って、すずめが山の中の廃墟で見つけたのは、まるでそこだけが崩壊から取り残されたようにポツンと佇む、古ぼけた扉。何かに引き寄せられるように手を伸ばすすずめ。やがて日本各地で次々に扉が開き始めます。その向こう側からは災が訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないといいます。不思議な扉に導かれ、すずめの「戸締りの旅」がはじまります。
気になる出演声優と登場人物は？
新海誠監督が「すずめという女の子の紹介のつもりで作った」と語っている、7月15日に公開された予告動画には、コミカルに慌てる様子や覚悟を秘めたシリアスな表情など、17歳の女の子の等身大が詰まっています。また、本作のキーワードになる謎の青年、白い猫、まるで生きているかのように駆け回る小さな椅子などが映っており、どんなキャラクターが登場するのか、すずめは旅の道中でどのような出会いと別れを繰り返すのか、気になる内容になっています。
そして、予告の最後にはすずめの言葉で締めくくられており、「すずめの声」が解禁されました！
ヒロイン・岩戸鈴芽（CV.原菜乃華）
本作の主人公は、九州の静かな町で叔母と二人で暮らす17歳の女子高生。日本各地で開いてしまう「災い」の扉を閉める旅をすることとなります。
「すずめ」の声優キャストに抜擢されたのは、女優・原菜乃華（はらなのか）さん。1,700人を超えるオーディション参加者全ての声を聞き、新海誠監督自ら探し出したヒロインです。これまで、ドラマ『真犯人フラグ』や『ナイト・ドクター』、映画『罪の声』などに出演してきた原菜乃華さんですが、アニメ声優は初挑戦となります。
「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れることの出来ない胸が震えるような感動をまさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません」と驚きながらも「監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、たくさん悩み考え、成長していけたらと思っています」と意気込みを語っています。
新海監督は「感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と期待しています。
すずめを取り巻く不思議な登場人物
徐々に明らかになる登場人物ですが、声優キャストはまだ発表されていません。どのようにすずめの物語に関わってくるのか、続報を待ちましょう！ここでは、主な登場人物をご紹介します。
宗像草太（むなかたそうた）
「災い」をもたらす扉を閉める「閉じ師」として、日本各地に現れる扉を探し旅をしている青年。扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会います。
ダイジン
すずめの前に突如現れた、人の言葉を話す謎の白い猫。カメラの前で様々なポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されています。扉が開く場所に度々出没しては、すずめたちを翻弄していきます。
すずめの椅子
すずめが幼い頃に使っていた子供用の椅子で、脚が1本欠けています。ある出来事をきっかけに3本脚で動き出すように・・・。
気になる主題歌「すずめ」は誰が歌っている？
予告動画で流れている、本作のために書き下ろされた楽曲『すずめ』は、想像を掻き立てられる叙情的な歌詞とその世界観が印象的で、SNSでも話題となっています。
TwitterやYoutubeのコメント欄では、ロックバンド・RADWINPSが今回の『すずめの戸締り』の音楽も担当されているのではというコメントが見受けられます。過去には、新海誠監督の『君の名は。』や『天気の子』で主題歌や劇中歌を担当しているのは、このような声が上がるのは当然でしょう。まだ公式の発表はされていませんが、こちらにも注目が集まっています。
最後に
声優や主題歌などについてはまだまだ謎に満ちた『すずめの戸締り』ですが、今後の発表を楽しみに、映画の公開を待ちたいですね！
