2022年のプロ野球では、投手部門では佐々木朗希投手が完全試合を達成。打撃部門では、令和初の三冠王誕生の期待がかけられている選手がいます！その選手は、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手です。
村上宗隆選手は、三冠王への期待のみならず、すでに今季は世界新記録となる5打席連続ホームランを放っています。
そこで今回は、村上宗隆選手のプロフィールや経歴をまとめていきたいと思います！
村上宗隆のプロフィール
- 生年月日：2000年2月2日
- 出身地：熊本県
- 身長：188cm
- 体重：97kg
- ポジション：内野手
- 投打：右投左打
- 経歴：九州学院高～東京ヤクルトスワローズ
- ドラフト：2017年（ドラフト1位）
クラブチームで野球をしていた兄の影響で、4歳の頃からキャッチボールを始めた村上宗隆選手。本格的に野球を始めたのは小学4年生からで、小学6年生からは硬式野球チームに所属しました。中学2年生時には九州選抜に選出、台湾遠征にも参加しました。
NPB史上初となる5打席連続本塁打記録の保持者で、2020東京五輪の金メダリストです。
村上宗隆の経歴
九州学院高校時代
九州学院高校（熊本）で、3年間を通じて甲子園に出場したのは1年生の夏のみでした。
しかし、高校通算52本塁打の実績が認められ、2017年のドラフト会議で清宮幸太郎選手の外れ1位で東京ヤクルトスワローズに指名され、入団しました。
2018年
プロ入り1年目のヤクルト・村上宗隆選手は、二軍で28試合に出場。打率.311、3本塁打、20打点という成績を残し、イースタン・リーグの優秀選手賞、新人賞、努力賞に選出されました。
9月16日に一軍昇格すると、その日の広島東洋カープ戦に「6番・三塁手」で先発出場し、2回に初打席初本塁打を記録しました。この本塁打は、2000年代生まれの選手が一軍公式戦で記録した初めての本塁打です。
2019年
球団最年少で開幕スタメンを勝ち取り、5月11日の巨人戦で2リーグ制後では史上18人目となる高卒2年目以内での2桁本塁打を放ちました。ちなみに、38試合目での到達は高卒2年目以内では最速の記録です。
8月12日の横浜DeNAベイスターズ戦では、25号逆転サヨナラ2点本塁打を打ち、サヨナラ本塁打の最年少記録を更新。
8月22日に、高卒2年目の選手としてはセ・リーグ初となる、シーズン30号本塁打を記録しました。
9月4日の広島戦での適時打で87打点に到達し、中西太が持つ高卒2年目以内シーズン最多打点日本記録を更新します。
9月21日には36号本塁打を打ち、中西以来となる高卒2年目以内におけるシーズン最多本塁打日本記録に並ぶなど、最年少記録を更新、樹立し続ける素晴らしいシーズンとなり、新人王に輝きました。
2020年
村上宗隆選手は全試合に出場し、最高出塁率のタイトルを獲得し、その年の契約更新で年俸1億円を突破しました。4年目での1億円突破は球団最多タイ記録で、高卒4年目での突破はダルビッシュ有選手、田中将大選手に並ぶ球界最速タイ記録です。
2021年
9月19日に史上最年少となる21歳7か月で通算100本塁打に到達し、1989年に清原和博さんが記録した、21歳9か月での達成記録を32年ぶりに塗り替えました。
シーズンの総括としては、チームはリーグ優勝、日本一に輝き、個人成績は巨人の岡本和真選手と同数での本塁打王、そしてセ・リーグのMVPを受賞しました。
21歳7カ月でのセ・リーグMVP受賞は、1996年の松井秀喜さんを抜いて最年少の受賞となる快挙でした。
2022年
今シーズンは打撃が大爆発中の村上宗隆選手。7月31日の対阪神タイガース戦から8月2日対中日戦にかけて、MLBも含めて史上初となる5打席連続本塁打を記録しました。
その他にも、シーズン40本塁打の最年少記録（22歳6か月）、シーズン50本塁打の最年少記録（22歳7か月）を打ち立て、あの「世界の王」こと王貞治さんが持つシーズン最多本塁打記録を抜くことを確実にしています。
村上宗隆選手の獲得タイトル（2022年9月現在）
村上宗隆選手は、高卒1年目から順調に成長しており、早くも6つのタイトルを獲得しています。獲得したタイトルは以下の通りです。
- 最優秀選手：2021年 ＊セ・リーグMVP受賞最年少記録（21歳）
- 新人王：2019年
- ベストナイン：2020年、2021年
- ホームラン王：2021年
- 最高出塁率：2020年
まとめ
試合以外は童顔でかわいい表情も見せている、村上宗隆選手。しかし、試合になるとリーダーシップも発揮しながら、チームを牽引しています。まだ23歳と若く、これからどれだけの記録を樹立していくのか、ゆくゆくはメジャーリーグに挑戦するのか、これからの村上選手の成長ぶりや活躍ぶりに楽しみがつきませんね！
